病院長のご挨拶

病院長野﨑 博之

川崎市立川崎病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院は昭和20年、伝染病院だった川崎市立新川病院が川崎市大規模改修整備を行い、総合病院として病床数96床という小さい病院からスタートしました。 現在は急性期・高度急性期病床663床、精神病床38床、感染症病床12床の713床の総合病院として、救急医療と高度急性期医療を中心に小児から成人・高齢者、妊産婦等の医療を提供するとともに、精神科医療の基幹病院として地域医療水準の向上に努めてまいりました。

新型コロナウイルス感染症についても、令和2年2月のクルーズ船で発生した患者の受け入れから始まり、第2種感染症指定医療機関として積極的に治療を行ってまいりました。コロナウイルス感染症は2類から5類になりましたが、ウイルスが変わったわけではありません。引き続き、当院はチーム医療を第一に高い専門性を生かした治療を進めてまいります。 また、令和4年4月に地域がん診療連携拠点病院の指定を受けました。これまで以上に多くの悪性腫瘍において保有している最新の医療機器を使用した手術や放射線治療、化学療法などを組み合わせた治療を行ってまいります。

令和6年は川崎市制100周年を迎え、令和7年には川崎病院80周年という節目を迎えます。当院では地域での高度な医療を提供するために日々努力をしておりますが、その一方で現在の病棟が建設されてから既に20年を超えておりますことから、既存施設の改修や令和7年度に開設予定の救命救急センターの建築準備を進めております。

来院される皆様にご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう、お願いいたします。 これからも、川崎病院は、皆様のご協力を得ながら信頼される病院となるよう、取り組んでまいります。

令和6年1月