令和6年度 川崎市立川崎病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

病院指標
医療の質指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,437 289 344 487 834 1,310 1,851 3,290 2,150 411
【定義】
◆集計期間内に退院した患者さんを年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。
◆年齢は入院日時点を基準にしています。

【解説】
当院の年齢階級別の患者数を確認すると、年代別では70歳代が最多で全体の26.5%(3,290名)を占めています。当院の基本理念の通り、地域の基幹病院として患者様の健康寿命延伸に貢献しています。また、高齢者の急性期医療だけでなく10歳未満の患者さんも11.6%(1,437名)を占めており、周産期母子医療システム中核病院、地域周産期母子医療センターとして、地域の周産期医療にも貢献しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法なし 副傷病なし 147 9.91 8.16 0.00% 71.14
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 116 16.78 16.40 6.90% 83.43
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1あり 107 2.52 3.03 0.93% 71.93
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 104 5.35 4.18 0.00% 69.71
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 処置1あり 104 3.42 3.07 0.00% 69.62
【定義】
◆各診療科別に患者数の多い診断群分類(DPCコード)について、患者数や平均在院日数を集計しています。
◆DPCコードとは・・・当院は、DPC請求方式を採用しており、一入院ごとに「最も医療資源を投入した病名」+「診療行為」+「副傷病」に基づいたDPCコードを付与しています。
◆同じ疾患に対し複数の診療科で診療を行った場合も、最終的に退院した時点の診療科で集計しています。
◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。

【内科】
肺の悪性腫瘍に対する化学療法の患者が最も多いです。上位の疾患以外にも、心不全、脳梗塞、尿路感染症、糖尿病など、内科では幅広い疾患を取り扱っています。
狭心症では、検査だけでなくカテーテルを用いた冠動脈形成術も多く行っています。また、小腸大腸の良性腫瘍疾患へのポリープ切除術も多く行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 処置1あり 150 1.02 2.10 0.00% 3.21
0400801199x0xx 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 147 7.05 5.61 0.68% 4.82
040100xxxxx00x 喘息 副傷病なし 103 6.86 6.38 1.94% 2.80
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 100 7.21 6.22 0.00% 1.09
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 84 4.48 6.11 2.38% 0.00
【小児科】
食物アレルギーに対する検査入院の患者が最も多く、日帰りでの検査対応が可能です。次いで、肺炎、喘息と続きます。
当院は新生児・乳児から学童、重症患児の管理から検査入院(負荷試験、安静が必要な画像検査)まで対応しています。
南部小児急病センターとして、川崎市南部の救急一次医療として地域の中核を担っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 119 1.37 3.82 5.88% 70.03
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 108 10.37 9.82 0.00% 71.45
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 96 4.56 4.54 0.00% 69.05
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 副傷病なし 63 5.41 5.15 3.17% 75.44
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 56 5.20 5.32 0.00% 36.25
【外科】
表中の肺の悪性腫瘍に対する手術患者だけでなく、大腸、胃、肝臓などの悪性腫瘍に対する手術実績も多く有しており、地域がん診療連携拠点病院として川崎市のがん診療に貢献しています。
また、鼠経ヘルニアや閉塞性動脈疾患、虫垂炎への手術も多く実施しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 102 29.67 25.29 40.20% 80.93
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 82 17.44 18.76 2.44% 68.15
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 72 21.13 21.38 5.56% 75.11
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 脳脊髄腔造影剤使用撮影加算 58 3.12 2.56 0.00% 71.64
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 43 18.07 19.60 11.63% 68.67
【整形外科】
股関節・大腿近位部骨折の患者数が最も多く、その他に股関節骨頭壊死・股関節症、膝関節症、脊柱管狭窄症も取り扱っています。外傷による疾患の治療を中心とした整形外科ですが、手術だけでなく検査での診療実績も多くあります。
また、股関節大腿近位骨折の転院率が40.2%と他の診療科よりも高くなっていますが、これは術後の患者さんの早期回復を目指して、リハビリを集中的に行う専門病院に移っていただいているためです。当院では、自院のみで治療を完結させるだけでなく、地域医療機関との連携することで切れ目のない医療提供を目指しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 22 2.00 2.74 0.00% 73.50
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 10 4.15 4.65 0.00% 54.55
160200xx020xxx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む。)等 11 4.36 5.98 0.00% 39.73
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 11 7.82 5.63 0.00% 20.55
070570xx972xxx 瘢痕拘縮 その他の手術あり 処置2あり - - 7.28 - -
【形成外科】
眼瞼下垂に対する手術患者が最も多く、他にも骨軟部の良性腫瘍や顔面損傷などに対する治療を提供しております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし 化学療法なしかつ放射線療法あり 38 4.08 17.40 0.00% 73.74
010010xx03x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 副傷病なし 21 17.10 19.89 4.76% 60.81
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 副傷病なし 15 9.07 9.83 6.67% 79.07
010010xx97x7xx 脳腫瘍 その他の手術あり メトトレキサート(注射薬に限る。) 14 26.86 32.72 21.43% 64.86
010160xx97x00x パーキンソン病 あり 副傷病なし 13 16.62 18.74 0.00% 65.31
【脳神経外科】
脳腫瘍患者が最も多く入院されています。悪性神経膠腫や悪性髄膜腫のほか、転移性脳腫瘍患者も多く、いずれも手術治療・放射線治療・化学療法を組み合わせた集学的治療を行っています。
また、当院は高度脳神経治療センターを有しており、脳梗塞を発症早期から治療に取り組めるt-PA療法の診療体制も有しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 副傷病なし 26 6.42 9.59 7.69% 77.42
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術 単独のもの等 中心静脈注射 - - 21.11 - -
050130xx9900x0 心不全 手術なし - - 17.33 - -
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術等 中心静脈注射 - - 20.84 - -
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 中心静脈注射 - - 27.01 - -
【心臓血管外科】
徐脈性不整脈患者に対する体外ペースメーキング術を行う患者が最も多いです。当該分類における当院の平均在院日数は6.42日と全国平均9.59日よりも短く管理されています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 163 4.79 5.88 0.00% 43.15
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 48 3.13 2.92 0.00% 40.27
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 47 5.89 5.97 0.00% 46.15
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 43 7.26 9.84 0.00% 53.84
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法なし 副傷病なし 20 5.05 4.07 0.00% 65.25
【産婦人科】
産婦人科では、子宮の良性腫瘍に対する手術実施症例が最も多いです。当該分類における当院の平均在院日数は4.79日と全国平均5.88日よりも短く管理されています。
なお、通常分娩も多く取り扱っていますが、本集計の対象からは除外されており、本表には出ていません。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 144 3.01 2.49 0.00% 75.56
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 53 4.06 4.29 0.00% 74.40
020280xx97xxxx 角膜の障害 手術あり 21 8.95 8.78 0.00% 73.86
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 15 3.40 4.83 0.00% 78.67
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 12 3.50 4.52 0.00% 74.25
【眼科】
白内障の患者が最も多く、片眼・両眼合わせて197名となっており、次に角膜疾患が続きます。
多くの手術実績を有しますが、特に水晶体再建術(眼内レンズ挿入術)や硝子体茎顕微鏡下離断術などを中心に治療しています。
白内障の手術に関しては、外来でも実施しており、日帰りでの治療も行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 38 6.76 7.35 0.00% 21.26
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 32 6.88 6.68 0.00% 55.72
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 32 6.13 5.84 0.00% 60.72
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法あり 27 54.74 26.52 3.70% 66.67
03001xxx97x0xx 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 24 16.71 10.88 8.33% 71.58
【耳鼻咽喉科】
慢性副鼻腔炎のような耳鼻咽喉科疾患のみならず、頭頸部領域の腫瘍性疾患に対する専門的診療も数多く実施しています。
耳・鼻・のど(咽頭喉頭)にとどまらず、鎖骨から上の範囲で頭蓋・脳脊髄・眼球・歯を除いた、いわゆる「頭頸部」の広い範囲を担当しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 22 9.23 12.98 0.00% 56.41
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 19 3.32 3.77 0.00% 53.79
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 8.94 9.33 5.88% 70.88
070395xx970xxx 壊死性筋膜炎 手術あり - - 35.40 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 - - 6.92 - -
【皮膚科】
膿皮症や皮膚の良性新生物の治療を多く実施しています。膿皮症の当院の平均在院日数は9.23日で、全国平均の12.98日より短く管理されています。治療対象対象は皮膚疾患全般ですが、クリニックや診療所等では対応困難な検査や手術、入院を要する疾患を主として診療しています。近隣病院との連携を強化し、地域の中核病院としての役割を果たすことを目指しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 針生検あり 176 2.16 2.45 0.00% 71.74
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし 111 4.36 5.16 0.00% 60.34
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 101 5.97 6.81 0.00% 73.76
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 64 11.38 11.11 0.00% 69.97
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 62 3.66 4.07 0.00% 70.08
【泌尿器科】
前立腺や膀胱の悪性腫瘍の患者さんを多く診ています。前立腺の悪性腫瘍は針生検による検査入院だけでなく、多くの手術実績を有しており、ダヴィンチという手術支援機器を導入しています。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 副傷病なし 100 2.43 3.58 2.00% 34.36
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 副傷病なし 51 6.75 7.99 11.76% 55.67
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 26 1.92 2.63 3.85% 40.31
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 副傷病なし 20 12.75 9.83 25.00% 69.00
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 副傷病なし 16 1.63 2.68 0.00% 44.63
【救急医学科】
救急医学科では、薬物中毒や頭蓋内損傷の患者数が多くなっています。他にも外傷や体温異常、ショック状態の患者など幅広い救急患者を受け入れており、川崎市の救急医療に貢献しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 46 10 - - - - 1 6,8
大腸癌 28 33 44 34 16 35 1 6,8
乳癌 17 30 - - - - 1 8
肺癌 90 34 155 255 20 140 1 8
肝癌 - 16 13 - - 17 1 7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
◆集計期間内に退院した5大がんの患者を、UICCのTNMから示される病期分類ごとに集計しています。
◆延べ患者数を数えているため、集計期間中に繰り返し入退院を行った場合は、入院回数分をカウントしてます。
◆最も医療資源を投入した病名が疑い病名の患者は、除外して集計しています。
◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため、-(ハイフン)で表示しています。本ページのその他の指標も同様の処理をしています。

【解説】
令和6年度(2024年度)における当院の初発と再発を合わせた5大癌の症例数は1,090件でした。中でも肺癌が63.7%(694名)と最も多く、その他の癌疾患についても幅広く診療を行っています。再発については、肺癌の患者数が他の癌と比べて多くなっていますが、これは化学療法などの治療のために繰り返し入院されている方の影響によるものです。いずれの疾患も、内科や放射線科などが連携し、安全で積極的な治療に努めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 12.19 49.52
中等症 110 17.25 73.88
重症 38 17.76 76.92
超重症 29 20.83 79.14
不明 - - -
【定義】
◆入院契機病名および最も医療資源を投入した病名のICD10コードが、J13~J18の患者を対象に、重症度ごとの患者数等を集計しています。
◆ICD10コードが、J13~J18とは、以下の病名を指します。
  J13:肺炎レンサ球菌による肺炎、J14:インフルエンザ菌による肺炎、J15:細菌性肺炎、
  J16:その他の感染病原体による肺炎、J17:他に分類される肺炎、J18:病原体不詳の肺炎
◆「成人市中肺炎」における「成人」とは、18歳以上を指します。
◆「成人市中肺炎」における「市中肺炎」とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
◆重症度は市中肺炎のガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)により分類しています。5点満点で1項目に該当すれば1点、2項目に該当すれば2点。
 1.男性70歳以上、女性75歳以上 2.BUN 21mg以上または脱水あり 3.酸素飽和度90%以下 4.意識障害あり 5.血圧90mmHg以下

【解説】
重症度の考え方は、重症度分類システム(A-DROP)の5項目が1つも該当しなければ軽症、1項目または2項目が該当すれば中等症、3項目該当が重症、4~5項目該当またはショック状態では超重症という学会の診療ガイドラインに則しています。
当院では中等症の患者数が最も多いです。また、高齢になると重症化しやすく、平均在院日数も長期化しやすい傾向が見受けられます。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 129 27.67 75.35 41.86%
【定義】
◆脳梗塞の患者数や平均在院日数等を集計しています。

【解説】
当院での脳梗塞の患者は129名で、平均在院日数は27.67日、転院率は41.86%となっています。
当院は高度脳神経治療センターとして、脳梗塞を発症早期から治療に取り組める体制を構築しています。生命予後・機能予後の大きな改善を目指して治療を行い、また、急性期治療後にリハビリ等の治療を継続的に受けられるように地域の医療機関との連携にも注力しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 63 1.03 1.68 0.00% 66.40
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 62 2.69 2.85 0.00% 70.31
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 47 1.91 12.74 4.26% 72.81
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 42 1.69 2.79 0.00% 51.79
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 36 9.14 10.94 5.56% 69.25
【定義】
◆診療科別、手術の術式ごとに平均術前日数、平均術後日数等を集計しています。
◆一入院中に複数の手術を行っていても、主たる手術のみをカウントしています。
◆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。
◆輸血や創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術などの軽微な手術は集計対象外としています。
◆術前日数は、入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は手術日(手術日当日は含まない)から退院日までの日数を指します。
◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。

◆内科では、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術の実施患者が63名で最も多いです。次いで、循環器領域の経皮的冠動脈ステント留置術が続きます。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 88 0.05 0.31 4.55% 68.40
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 87 1.79 6.87 4.60% 75.11
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 84 1.86 4.45 0.00% 59.85
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 63 1.05 2.57 0.00% 62.40
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 54 0.26 3.94 0.00% 35.74
◆外科では、経皮的シャント拡張術・血栓除去術の実施患者が88名と最多で、次いで、四肢の血管拡張術・血栓除去術、腹腔鏡下胆嚢摘出術となっています。上位5つの術式はいずれも平均術前日数が1日程度です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 158 1.65 16.11 7.59% 72.13
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 71 2.20 6.66 8.45% 59.92
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 55 1.78 23.18 40.00% 77.05
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 45 2.09 16.42 13.33% 71.82
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方椎体固定 37 2.16 18.73 8.11% 68.62
◆整形外科では、人工関節置換術の実施患者が最も多いです。
整形外科は、他診療科と比べて転院率が高いですが、これは地域の医療機関と積極的に連携して切れ目のない医療を提供し、早期の機能改善を図っているためです。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 13 0.00 1.00 0.00% 76.46
K2193 眼瞼下垂症手術 その他のもの - - - - -
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) - - - - -
◆形成外科では、主に眼瞼下垂症手術を実施しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 30 5.40 34.60 3.33% 67.27
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 20 0.05 8.20 10.00% 78.25
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 15 7.40 22.00 13.33% 65.07
K1812 脳刺激装置植込術 両側の場合 14 2.00 14.21 0.00% 66.14
K145-2 皮下髄液貯溜槽留置術 13 2.23 24.08 23.08% 66.54
◆脳神経外科では、頭蓋内腫瘍摘出術を実施した患者数が30人で最も多くなっています。
脳神経外科は、他の診療科と比較して転院率が高いですが、これは地域の医療機関と連携してリハビリを提供し、早期の機能改善を図っているためです。 
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K597-2 ペースメーカー交換術 12 1.00 1.25 0.00% 77.17
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術 2吻合以上のもの 11 8.91 16.82 0.00% 67.00
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 - - - - -
K5552 弁置換術 2弁のもの - - - - -
K5601ロ 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈 人工弁置換術を伴う大動脈基部置換術 - - - - -
◆心臓血管外科では、ペースメーカー交換術の実施患者が12名で最多です。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 99 1.09 4.21 0.00% 48.99
K8732 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 その他のもの 72 1.00 1.00 0.00% 41.13
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 49 0.98 3.96 0.00% 46.24
K867 子宮頸部(腟部)切除術 28 0.96 1.04 0.00% 42.07
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 23 1.00 4.00 0.00% 37.61
◆産婦人科では、腹腔鏡下腟式子宮全摘術が最も多いです。次いで子宮粘膜下筋腫に対する子宮鏡下子宮筋腫摘出術が多いです。
安全性を重視した低侵襲な手術治療を提供し、短期入院での治療を目指しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 190 0.96 1.33 0.00% 75.27
K259 角膜移植術 22 1.05 6.86 0.00% 71.00
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 19 0.58 2.95 0.00% 66.11
K279 硝子体切除術 12 0.83 1.42 0.00% 78.67
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの - - - - -
◆眼科では、白内障に対して行われる水晶体再建術(眼内レンズを挿入するもの)が190名で最も多いです。
眼科は総じて平均術前日数が短く、早期退院に努めています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 32 1.00 4.81 0.00% 20.53
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 25 1.32 3.80 0.00% 59.88
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 22 1.00 1.27 0.00% 5.95
K386 気管切開術 18 2.44 24.44 11.11% 71.11
K4571 耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術 12 1.33 5.00 0.00% 55.83
◆耳鼻咽喉科では、口蓋扁桃手術の実施が32人で最多です。他にも内視鏡下鼻・副鼻腔手術も実施しています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル未満 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上12センチメートル未満 - - - - -
K0064 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径12センチメートル以上 - - - - -
K022-32 慢性膿皮症手術(複雑) - - - - -
◆皮膚科では、プライバシー保護のため、情報を掲載しておりませんが、主に皮膚・皮下の腫瘍摘出術を実施しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 146 1.26 5.02 0.00% 73.95
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 104 1.13 2.30 0.00% 59.89
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 71 0.79 3.59 1.41% 73.08
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 60 1.15 9.28 0.00% 70.02
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 45 0.00 1.11 0.00% 56.27
◆泌尿器科では、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術が146人で最多となっており、その他にも、経尿道的尿路結石除去術や経尿道的尿管ステント留置術も多く実施しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 41 0.30%
異なる 76 0.55%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 37 0.27%
異なる 13 0.09%
【定義】
◆この指標は、医療の質の改善に資する指標として、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、処置・手術等の合併症について、患者数および発生率を集計しています。
◆「入院契機が同一」とは、入院時傷病名と退院時傷病名が同じで一入院を通してその治療に専念し、診療報酬算定請求も同じ病名でなされた場合を指します。「異なる」は、入院中の病態の変化により、入院時傷病名と、最も医療資源を投入した傷病名が異なる場合を指します。

【解説】
手術・処置等の合併症とは、人工透析のシャント機能不全や人工関節脱臼等の初回治療後の長年の経過により引き起こされているものが含まれます。当院では、この発生率が0.3%未満になっています。他院での治療後に発症した患者様の治療にも対応できる診療体制を整備しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,832 1,596 87.12%
本指標はリスクレベルが「中」以上の外科手術を実施した患者さんに対する、肺血栓塞栓症の予防対策の実施率です。肺血栓塞栓症は、重篤な場合には肺の血流が途絶し、酸素が取り込めなくなり、ショック状態から死に至ることもあります。そのため、危険レベルに応じた予防を講じることが推奨されており、当院の令和6年度の数値は87.12%で、高い割合で予防対策を実施しております。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
4,506 4,107 91.15%
本指標は感染症治療が適切に実施されているかを表す指標であり、当院の令和6年度の実績は91.15%でした。
感染症の治療においては原因菌の特定および適切な抗菌薬の選択が重要であることから、血液培養検査は2セット実施することが診療ガイドラインにより推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,258 1,102 87.60%
本指標は多剤耐性菌の発生を抑制するために、広域スペクトル抗菌薬使用前に細菌培養を実施した割合を表しています。多剤耐性菌が増加すると抗生剤が効かずに治療が困難になる場合があります。そのため、原因菌の特定と適切な抗菌薬の選択が重要となります。当院の令和6年度の数値は87.60%で、非常に高い割合で細菌培養道同定検査を実施しています。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
170,955 445 2.603‰
本指標は、パーミル(‰)という千分率を表す単位で表示しています。パーミルは、パーセントよりもさらに小さい割合を表現するのに適しています。
本指標は、入院中の患者さんの中で、転んだり、ベッドから落ちたりした人の割合を示す指標です。これは、患者さんの安全を管理する上で非常に重要な数字です。当院の令和6年度の数値は2.603‰でした。(分母は入院患者延べ数を使用)
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
本指標は、単に転んだ件数ではなく「どれだけ深刻な転倒・転落事故が起きたか」を示す、より厳格な指標です。この発生率が低いということは、患者さんの安全に対する取り組みを徹底していることを示します。当院の令和6年度における発生件数は10件未満で非常に良好な結果でした。
※発生件数が10件未満の場合は非掲載にする規則のためハイフン表記となっています。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
206 57 27.67%
本指標は、手術による感染症を防ぐための抗菌薬が適切なタイミングで投与された割合を表しています。この数値が高いほど、病院の感染症対策がしっかりと行われていることを意味します。
当院の令和6年度の数値は27.67%でした。今後も手術における感染リスクを低減できるよう取り組みを継続していきます。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
170,177 152 0.09%
本指標は、病院で新たにできた、真皮(皮膚の奥の層)にまで達する深い床ずれ(褥瘡)が、どれくらいの割合で発生しているかを示す指標です。この数値は、褥瘡という合併症を防ぐための看護ケアやチーム医療のレベルを客観的に評価する上で重要な指標です。
当院の令和6年度の数値は0.09%であり、褥瘡対策が徹底されていることがうかがえます。(分母は入院患者延べ数を使用)
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
6,854 3,889 56.74%
本指標は、高齢の入院患者さんが、入院後できるだけ早く、栄養状態に問題がないかを専門的にチェックしてもらう割合を示す指標です。当院の令和6年度の数値は56.74%でした。
当院は多職種連携(医師、看護師、管理栄養士など)による専門的な栄養管理体制を整えており、今後も低栄養のリスクを早期に発見し、迅速に対応するよう努めて参ります。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
156,514 20,434 13.06%
本指標は、入院していた患者さんに対して、行動を制限する措置を、どれくらいの割合(日数)行っているかを示す指標です。
当院の令和6年度の実績は13.06%という数値でした。今後も患者さんの行動を制限するのではなく、その行動の原因を理解し、別の方法で安全を確保する努力を徹底して参ります。(令和6年度に「身体的拘束最小化委員会」を設置し、年度内に集計システムを確立したため、令和7年度以降は集計方法が異なります)
更新履歴
2025.9.30
「2024年度病院指標」を公開しました。
2024.9.27
「2023年度病院指標」を公開しました。
2023.9.27
「2022年度病院指標」を公開しました。
2022.9.27
「2021年度病院指標」を公開しました。
2021.9.27
「2020年度病院指標」を公開しました。
2020.9.28
「2019年度病院指標」を公開しました。